
調理師
阿部 卓未
Abe Takumi
栄養部の調理業務で入院患者様の食事を作り、盛り付けをしています。
また食べ残しの量を量り、人気の献立と、そうでない献立を見極めて栄養部スタッフみんなで話し合いをしています。
食事提供する器に陶器を使用していて、家庭的雰囲気がある点、急速冷却できる機械や、食器乾燥機など、厨房設備が充実している点です。
あと、この部署のみとは限りませんが職員同士の仲の良さも働きやすそうだなという決め手になりました。
託児所も併設しており子供のいる人にとっては近くで預けられるので安心できます。

患者様が食べ終わったものが返ってきたときに、完食されていたり、全体の残食量が少ないときは作り手として、とても嬉しいです。また、患者様とすれ違った時に「いつもありがとう」という言葉をいただいたり、お手紙をいただいたとき、理事長先生より直に「美味しい」という言葉をいただいたときにやりがいを感じます。

様々な食事制限があり、それによって使える食材、使えない食材が分かれたり、食材の下処理の仕方も変わってくるので大変です。アレルギー対応などで、悩んでしまいますが、そういう時は、上司の方々に相談して解決していきます。
また、上手くできたと思った料理の食べ残しが多いと、どうして残食が多かったのか考えてしまいます。
前の職場はホテルでの調理をしており、病院食というと栄養面を最も重視したものというイメージが強かったのですが、ここは、栄養面も大切にしながら美味しさというものも大切にしているなと感じました。
食べていただく患者様たちに美味しいものを届けたいという作り手の気持ちはとても強いと思います。
行事食を出すこともあり、季節感を感じることもあります。
入職後は約一ヶ月程度、マンツーマンで仕事の流れや調理法、衛生面のことについて、現場で実践しながら覚えていきます。
教えることが好きな人たちばかりなので、勉強ができる環境です。
音楽鑑賞やギターの弾き語り、ダンス、とにかく音楽にふれることです。
あと、料理本を眺めて、作りたいと思ったものは作って食べたりします。
栄養学のことを勉強しなおして栄養士の資格をとってみたいです。
そして、栄養バランスを考えた美味しい献立を追求したいです。